“食”と“農”の時代、かぶちゃん農園でもそのモットーである「農村から楽しさを」を実現するために、さまざまな取り組みをしております。
 市田柿は地域ブランドとして昨年認証されたにも関わらず、実際の生産者は高齢化で減る一方です。ここで立ち上がってこそ、かぶちゃん農園本来の真骨頂と言えます。そこで・・・、かぶちゃん農園は、宣言します。
『市田柿を10,000本植えます!そして「市田柿の森」を、ここ南信州につくります』
 “農”に関心のある人たちが、どんどん集まり農業文化の再興が始まっています。環境を大切にする時代、植樹をする人たちも増えています。そして私たちは、市田柿を植えます。成木一本当りのCO2吸収量が14㎏の計算になるそうですから、10,000本と言えば、総量で140トンの吸収量でしょうか。柿を植えることで荒廃した畑をよみがえらせる効果もあります。
 カナダ・ケベック州にあるメープルシロップの産地では、行けども行けどもメープルの林が続きます。この南信州も柿、柿、柿と、その迫力で全世界にその名をとどろかせようと思っています。カナダ・ケベックのメープルの林を見学に行くように、「市田柿の森」も観光客にたくさん来ていただけると、うれしく思います。世界中から人々が集まって来る、かぶちゃん農園にしたいですね。
 今年は人気の「柿蔵オーナー制度」も、「市田柿の森」が増えることにより、さらに盛り上げていきます。
(かぶちゃん農園だより2007年8月号掲載文/かぶちゃん)
【市田柿の芽】4月に蒔いた種が、土からかわいらしい芽を出して、大きくなろうと一生懸命です。 【市田柿の葉】お日様の光をあびて、柿の葉の表面がテカテカ輝いています。 【市田柿の花】小さな白い花がたくさん咲きました。厚めの花弁4枚の品の良い花です。 【市田柿の実】花がなくなるとちょこんとした丸い実が付き、だんだんと大きくなり市田柿が育ちます。
 昨年から、市田柿一万本プロジェクトが動き始めました。それでも、ここ南信州の農業地域での遊休農地は増え続けており、まだまだ、がんばりが足りないのかもしれません。
 日々、市田柿に囲まれていると、色々思うところがあります。今回は種のお話です。子供の頃は、果物の種があると、それを捨ててしまうのがもったいなくて、母親に「これ植えていい?」とよく質問したものです。それでも、植えた後すぐに飽きて面倒を見ないものですから、ものになった果実はひとつもありませんでした。
 やっと、大人になってその感覚を生かす時がきたのかもしれません。実は種は財産なのです。いろいろな遺伝情報、昔から引き継がれてきたことがいっぱい詰まっています。それを捨ててきたこと、やっぱりちょっとモッタイなかったですね。
 そこで、考えました。みなさんのお力をお借りして、「市田柿一万本プロジェクトをもっともっと盛り上げよう」と。そうです。みなさんに普段食べていただいている「かぶちゃん農園の市田柿」の種を譲っていただきたいのです。そのいただいた種をかぶちゃん農園スタッフの手で播種して、苗木を増やします。同時に農村の元気も増やします。
 次々にあらわれる遊休農地に、その苗木を植えていくのです。一万本プロジェクトを通り越して二万本、三万本になるかもしれません。そんな溢れるエネルギーの源、「かぶちゃんの市田柿」の種を送っていただけませんか。そして苗木が出来たらぜひ畑に見にきてください。いっしょに、元気な農村をつくっていきましょう。よろしくお願いします。
(かぶちゃん農園だより2008年3月号掲載文/かぶちゃん)
 今、環境問題が懸念されています。地球温暖化は、その中でも深刻な問題です。ジャングルの木々が次々と倒され、二酸化炭素は増える一方。各地で異常気象など引き起こしています。
 柿の種10,000粒プロジェクトは、そんな地球のために、私たちができる、小さなやさしさ。
 柿の種から芽が出て育ち、やがて数年後、それは大きな緑の森へと成長するでしょう。
 ほんの小さな努力かも知れないけれど、二酸化炭素削減への微力になれば、と考えています。

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